夜間に光る「蓄光」、昼間に目立つ「蛍光」、光を反射する「反射」。防災に適したそれぞれの性質を用途と共に分かりやすく説明致します。
【解説】
「蓄光」
蛍光灯・LEDライト・太陽光など光エネルギーを吸収、暗所で放出します。 実際には明るい所でも発光していますが、周りの環境が明るいと光を視認することが できません。
光エネルギーを一旦蓄えると自ら発光、電源不要です。光は徐々に放出されますが、また光が当たれば蓄光を繰り返します。 レアメタルを主体としており高価ですが、電源が不要で、ランニングコストやメンテナンス費がかからないことから、暗所の目印として有効です。※混同されやすい夜光は放射性物質ラジウムが使用されており、現在は使用禁止
「蛍光」
物体は受けた光が反射、吸収されることによって色が認識されます。通常は光が持つ可視光線のエネルギー以上を受け取ることはできません。しかし蛍光は可視光よりもエネルギーの強い紫外線を可視光に変換する為、一般色より鮮明にうつります。日中や照明のある環境での明示に適します。
「反射」
素材が受けた光をそのまま反射し、暗闇でも光源側から明るく見えます。光源があれば距離があっても目立つため、暗闇でライトを使用する環境に適します。
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